去る12月11日、我が超国家主義『民族の意志』同盟は「責務と行動~戦後総保守化を覆滅せよ!」と題し、東京・永田町の星陵会館に於いて本年度の青年政治集会を挙行。ポツダム官憲による執拗な敵対策動を跳ねのけ、全国より多くの同盟員・支援者が結集。新文明闘争への一大橋頭堡を打ち立てるべく、戦後体制打倒への更なる前進的高揚を克ち取ったのである。
午前9時30分、東京本部に結集した同盟員は小灘支部長率いる関西支部の精鋭部隊と合流し、 8 台の車両に分乗、一路靖国神社へと向かう。 言うまでもなく本年度の青年政治集会開催に際し、国難に殉じた祖国の御英霊に一年間の活動報告と戦勝祈願の為の参拝である。
午前10時30分、靖国神社の参拝を終えた同盟の戦闘的隊列は永田町へと向かうものの、警視庁機動隊による戒厳令に等しい厳戒体制が、執拗に進撃を阻む。しかし沿道からの良識ある国民による「民族の意志同盟頑張れ!」「戦後デモクラシーを破壊せよ!」「腐り切った政治屋をブチのめせ!」「偉大なる超国家主義万歳!森垣委員長万歳!」と歓呼の声が飛び交い、たちまち永田町周辺は愛国世論に覆い尽くされた。そして何度となく警視庁機動隊と阻止線で対峙するも、勇壮にして一歩も退かぬ屈強な突撃隊員の底力でこれらを粉砕。敗走するポツダム官憲共を蹴散らしながら国会議事堂、議員会館、自民党本部へ堂々登場。そして我が祖国への裏切りと民族積年の恨みを込めて、自民党・安倍政権への徹底的な弾劾行動を慣行したのである 。
その頃、午後2時の開場を前に既に星陵会館は異様な熱気に包まれ、熱狂的な支援者達は、森垣委員長をはじめ同盟・突撃隊員諸兄の到着を今や遅しと待つのであった。しかし会場入り口から地下鉄・永田町駅へと続く公道には、警視庁公安をはじめ、機動隊、大阪府警公安、更に公安調査庁の権力の犬共が群がっている。
午後2時30分、山崎同志の司会進行で青年政治集会の開会が天高く宣言。国民儀礼と祝電披露の後、来賓の阿形充規先生 (大日本朱光会・国民協議会名誉顧問) が登壇された。阿形先生は、我が同盟結成以来の理解者である。阿形先生からの心ある叱咤激励に集会の参加者一同、身の引き締まる思いで頭を垂れるのであった。
来賓挨拶に続き、同盟・各戦線からの報告に移る。先ずは本部突撃隊・橋本同志が登壇。彼は超国家主義運動との出会いの中で、大きく変化した自身の人生観を熱く語り、維新変革への自らの役割を力強く明示。更に米国の傀儡である戦後の自民党=保守派の欺瞞と売国性を喝破し、若き突撃隊員による運動への意気込みを表明したのだった。
続いて5月に結成した政策フォーラム「日本の意志」の幹事・青山同志が登壇。彼は政策フォーラム結成の経緯と組織的意義を説明した上で、結成以来7ヶ月間の活動を総括的に報告。現下の祖国を取り巻く危機的状況に際し、民族政党建設への指針と要訣を明示したのであった。
更に関西突撃隊きっての武闘派・赤井同志が登壇。彼は現下の自民党・安倍政権下に於ける憲法の亡国性、歪んだ戦後教育、領土問題、北鮮による日本人拉致問題、歴史認識への卑屈な土下座外交等を矢継ぎ早に指弾。大東亜戦争の世界史意義を再認識しつつ、戦後デモクラシー信奉者による腐敗堕落の議会主義打倒への力強い連帯をアピールしたのである。
戦線報告の最後は本部突撃隊班長・永野同志が登壇する。彼は冒頭で長女誕生に触れ、「未来ある子供達 に責任ある大人として何が残せるか?」を自問自答しながら、超国家主義運動の正しさと揺ぎ無い決意を声高らかに宣明したのであった。
怒濤の戦線報告が続いた後は、政治指導本部・荒木同志が登壇。彼は先ず保守派を尖兵とした自民党・安倍政権の対米従属の本質を指弾 。また敗戦により一方的に「侵略国」として断罪され、自虐的な戦勝国史観の呪縛に苛まれる敗戦国家の戦後的命脈を断ち切る事の意義を明示した。
更に輝かしき開戦75周年の節目に際し、大東亜戦争の世界史意義と「開戦の詔勅」の精神の継承こそが、国祖建国の民族使命を報じる我々の歴史的な責務であると宣言。同盟「21ヶ条綱領」の実現へ究極的な戦後体制打倒へ 向けた「建党路線」が一体不可分である事を提言した 。
続いて関西支部長・小灘同志が登壇する。彼は利権に群がる永田町の政治家を引き合いに、「保守政治こそがロマンなき拝金主義者による政治」と指弾した。更に関西支部長として不断の闘争に従事する事への喜びを情熱的に語りつつ、悠久の歴史の営みの中で、この時代に居合わせた歴史的必然と使命感に自ら自身を奮い立たせる事が必要不可欠であると「活動家の姿勢」を明示。
加えて新時代の扉を開くべき「維新変革の創造的革命運動」へ、我が同盟が果たすべき「主体的任務」を力強く宣言したのである。そして繊細かつ前衛的な創造活動を行う芸術家として、不眠不休で完成させた渾身の創作映像を披露したのであった。
青年政治集会は、既に開会から2時間が過ぎ、疲れる事を知らない会場の支援者達の熱気は、明らかに狂喜乱舞の殺気へと変わりつつある。そして 山崎同志の力強い紹介と共に我等が超国家主義運動の領導者・森垣委員長が万雷の拍手で迎えられ登壇する。正しく漆黒の闇の中で迷走する祖国・日本に、一筋の希望の光が差し込めた瞬間である。
登壇した森垣委員長は、先ずは結成より20年間の怒涛の戦いが同盟員と支援者の「至純の心」に支えられて来た「手作り運動」であった事を回顧。如何なる闘争の局面に於いても同盟員が「自己責任」と「同志への思いやり」を貫き、個々が主体的使命を自覚し 、 行動したからこそ「鉄の規律」で打ち固まった磐石強固な組織運動体の構築を可能としたと明言。日常の様々な事象に対し無機質な日本人が増えた昨今、人たる喜怒哀楽の感情表現こそが我が同盟・血盟の底力であると指摘する。
そして米国の次期大統領・トランプについて、「何故、我が国が、精々200年の歴史しかない『米国』如きの風下に立たなければならないのか?」「米国こそが嘘と恫喝で言い掛りをつけては世界の権益を掠め取る『コソ泥国家』である!」とした上で、我が国こそが「世界を相手に大義ある戦争を戦った唯一の国」であり、「米国に原爆を投下されながらも耐え忍び、敗戦国でありながら奇跡の戦後復興を成し遂げた偉大な民族」であると明言したのである。
更に国連主導の国際社会の偽善を喝破した上で、戦後の我が国が「他国より与えられた憲法」に安住を求め、盲目的に戦後デモクラシーを信じる欺瞞を指弾し、「これでも独立した主権国家なのか?」と問いかける。そして森垣委員長は「戦後、我が国に数々の反日自虐の足枷を嵌めたのは、戦勝国が我が国を最も恐れたからである」とし、「所詮、我が国は米国支配の植民地に過ぎない」「米国の手下に成り下がり、日米安保の様な汚い『オムツ』をいつまで穿き続けるか?」「何が平和主義だ!何が国連主義による国際貢献だ!笑わせるな!」と明快に答えるのだった。
最後に現下の保守化への時代状況に対し、「我が国の歴史・伝統・文化を守るのが『保守』である」と言われるが、現状の『保守』は対米従属の戦後体制を守っているに過ぎない」とし、戦後体制の延命に加担する自民党から共産党に至る全ての国会議員に対し、「党利党略と利権を貪り続ける保守・革新の売国奴に鉄槌を下し、反日政治屋共を強制収容所にブチ込め!」と会場に集う全ての者の魂を揺さぶり続けたのであった。そして「政治とは未来ある子供達に夢とロマンを与えることだ!」と森垣委員長は語り、希望ある将来への指針を示せない政治屋共から「政治」を取り戻し、究極的には対米従属の戦後体制打倒へ向けた真の民族主義政党の建設=「建党路線」への一切の集約が必要不可欠である事を力強く宣言し、基調演説を締め括ったのである。
午後4時30分、全ての同盟員・支援者と共に「青年日本の歌」の合唱、「聖寿万歳」を以って「12.11青年政治集会」は滞りなく全ての日程を終了したのだった。